mami006【嚥下食】デリソフター・家族みんなが同じものを食べられる

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ぶろぐながてぃ番外編

音声配信プラットフォームstand.fmにて毎日放送中の、言語聴覚士mamiさん配信の、

日々のWow!チャンネル」書き起こし記事です。

本家のmamiさんの放送は、すでに1年以上分、当記事より先に放送をしておりますので、

いわゆる「原作においついて更新が止まる」心配はありません。

記事一覧は、当ブログのカテゴリ「mami」からご覧いただけます。

また、mamiさんの発信した声の内容を文字に、個人的に記録することが目的ですので、

mamiさんの放送へいただいたコメントやその返信などは、省略しております。

stand.fmのmamiさんのチャンネルはこちらをクリックいただきますと、チャンネルへアクセスできます。

今回は、2022.09.03放送回分です。

以下、本文です。

あいさつ

皆さんこんにちは!

言語聴覚士と腸もみ師のmamiです。

ここでは、「日々のWow!チャンネル」ということで、Wow!と心が動いたことや、学びや気づきをシェアさせていただきたいと思います。

(関係者へのコメント、雑談、お礼など)

嚥下食、介護食

さて、本題です。

皆さんは、嚥下食、介護食という言葉を聞いたことはありますか?

加齢や病気などで、噛む力、飲み込む力が低下してしまった方に、食べやすい、飲み込みやすい形態にした食事のことを言います。

具体的には、ミキサーにかけてドロドロにした「ミキサー食」「ペースト食」というふうに呼ばれたり、

また、少し形あるものにして、柔らかい「ソフト食」という名前がついているものなどがあります。

実際これらを、1から作ろうとすると、時間も手間もかかり大変です。

家で作るとなると、作る側も大変で、食べる側も、ドロドロに形がないものを食べるというのは、味気ないものがありますね。

私自身、夫の実家には80代の祖母がいるんですね。

一緒に食事をしていると、祖母はむせたり、加齢により飲み込みづらさが出ているように思います。

この先、みんなと同じものが食べられるのかなあという不安も、徐々に出てきています。

言語聴覚士という仕事をしており、関わる方の食べることをサポートする仕事をしておりますが、やっぱり自分の家族が食べられなくなるとどうなるのかなあということは、まだまだ未知な段階です。

デリソフター:見た目変わらず、柔らかくできる調理家電

そこで、たまたま職場で、デリソフターという調理家電を購入してもらいました。

これは、食べ物の見た目はそのままで、柔らかく食べやすくできる調理家電です。

デリソフターだけでご飯を作ることもできますし、

調理済みのものをデリソフターで柔らかくすることもできます。

私の考えるデリソフターのメリット
  • 他の家族と同じものを、見た目変わらず、柔らかく食べやすくなる
  • 介護食を作る手間が激減

調理時間にもよりますが、お肉も、舌で潰すことができるくらい柔らかくなります。

私の考えるデリソフターのデメリット
  • 時間が経ち、冷めると段々固くなる

とんかつが食べたい患者様に試してもらいました

入院時から、とんかつが食べたいとずっと言い続けているある患者様がいらっしゃいました。

ただ、この方は、「嚥下障害」という、飲み込む力が弱くなる障害をお持ちです。

加えて、歯が全くありません。

そのため、とんかつはさすがに無理だと我慢してもらっておりました。

今回、デリソフターを職場で購入したため、とんかつを加工してみました。

舌でつぶせるくらいの形になり、その患者様に食べてもらうと、

患者様

久々におなかいっぱい食べた〜!!

と感想をいただきました。

介護食というと、これまで、食事をミキサーにかけてドロドロにするとかが多かったと思いますが、今回、見た目を変えずに柔らかくするということで、もし自分の家族が食べづらくなった時、作る側の手間軽減、食べる側も楽しめる、そういうことが叶うと思い、シェアさせていただきました。

最後までお聴きくださり、ありがとうございます。

おやすみなさい。

関連:デリソフタープレスリリース(クリックすると、外部サイトにジャンプします)

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