こんにちは。
自称、食洗機普及率向上委員会のながてぃです。
実在の人物や団体などは一切関係ありません。
さて、毎日の食器洗い、手洗いはとても大変です。
外食派やお弁当注文派の方は不要かと思いますが、自炊される方と食器洗いは切っても切り離せない関係です。
特に乾燥して冷たい冬場の手洗いは、身も心もボロボロになってしまいます。
油物などはなかなかぬめりが取れず、悲鳴をあげてしまいます。
かじかむ手でようやく終わったと思えば、今度は洗濯物や掃除機…。
ゆっくりくつろぐ時間、家族と過ごす時間が奪われる日々。
洗い物…もう…無理ぃ…
食器洗いの時短は私が私らしく生きる土台づくりに不可欠です。
食洗機を導入してから、冬の冷水による手荒れが激減し、食器洗いを機械に任せて、その間に他の家事ができ、家族とコミュニケーションが増え、趣味や勉強の時間も増えました。
購入履歴を見ると、2018年から導入しているので、3年使っていることになります。
賃貸住宅などで、本格的なビルドインタイプは設置できないけれど、後付け・据え置きできて、ある程度の量の食器を一度にピカピカにしたい。
そんな方のご参考になれば幸いです。
そして導入ハードルとなる、分岐水栓工事を不要にする道具をご紹介します!
パナソニック様 NP-TA4、蛇口コネクター、専用洗剤
私が持っているのは、数世代前のNP-TA1ですが、ざっと調べた範囲では、きちんと必要十分な機能が引き継ぎ・向上している正統後継品だと感じます。
今買うのであれば、私は確実に最新のNP-TA4です。
もしくは、奥行きがスリムなこちら。
そして、後述しますがこの食洗機導入の最大障壁となると感じる「分岐水栓工事」の問題を、解決できるのがこちらの商品です。
食洗機が毎日我が家の家事負担を軽減してくれるために、必須アイテムです。
この蛇口コネクターとの出会いが、食洗機購入の強力な後押しになりました!
業者様に来ていただいて、蛇口に分岐水栓工事をしてもらう手間、金額を考えると、自分でやれてしまうこちらの商品は、同時購入を断然おすすめします。
また、使用する洗剤は各社様が出していますが、我が家はこれです。
本当は、同社の姉妹品、オレンジピール成分入りの方が好きなのですが、本体価格はこちらの方が安いことが多いので、「入れ物と計量スプーンを手に入れるため」に最初はこれを買いました。
一度、箱と計量スプーンをゲットしたら、あとはお得な詰め替え品を買い続けています。
買うタイミングは、例えばAmazonのプライムデーセールやブラックフライデーセール、タイムセール祭りなど、大型セール時に大量購入しています。
価格変動が大きいですので、上記広告はあくまで参考程度にしてみてください。
イマイチな点
- 分岐水栓工事の問題→クリア可能!!
- 設置スペースの問題
- 音がうるさい
- 食洗機自体のお手入れがたまに必要
- 食器選び基準に「食洗機対応かどうか」が加わる
- 軽い食器は吹き飛んで、庫内で水が切れてないことがある
- 安い買い物ではない
分岐水栓工事の問題→クリア可能!!
分岐水栓というのは、蛇口から出る水の行き先を分けるためのものです。
シンクの蛇口は通常、シンク内にしか水が出ませんが、器具を取り付けることで、食洗機にも水がいくようになります。
ただ、この工事を、以下の理由でやりたくありませんでした。
- 自分でやれる気がしない
- 業者様にお願いするのは手間と金額が嵩む
- 分岐水栓の分、蛇口の高さが変わり、使いづらくなりそう
- 賃貸なので、退去時の現状復帰のためにまた工事しないといけない
特に賃貸ならではの「現状復帰」のハードルが高すぎました。
そこで、色々と悩んだり、食洗機を先に導入した友人に相談した結果、上記の蛇口コネクターを同時購入することにしました。
上記コネクターは、蛇口の先に嵌め込むだけですので、分岐水栓工事と比べたらとてつもなく楽です。
しかも、シャワーと通常の切り替えができるようになって、食洗機使用以外にも便利になりました。
これは嬉しい誤算でした。
この蛇口コネクターは、取り付けもまあまあ自力でできる範囲。
大掛かりな工事も不要で、賃貸の退去時現状復帰もやりやすい。
おまけに食洗機本体の消費税分より安い。
蛇口使用時のシャワー機能切り替えも好み。
設置スペースの問題
後付けで据え置きですので、どうしても食洗機を置くスペースが、シンク付近に必要です。
パナソニック様は、サイズが3展開され、それぞれに基本機能のみ搭載されたもの〜最上位機種と分かれています。
- レギュラータイプ:NP-TA4など(当記事おすすめ!)
- スリムタイプ:NP-TSK1など(奥行きがスリム)
- プチ食洗:NP-TCR4など(一人暮らしなど)
そして、設置スペースを考える上で、大切な点があります。
まず、以下の画像をご覧ください。
「奥行き」に必要なスペースは、大きく2種類あります。
- 設置するために必要な奥行き
- ドアを開くために必要な奥行き
「1」は、置くための床面積が必要です。
「2」は、床面積は不要ですが、ドアがぶつからないための空間が必要です。
↓公式ページより、各サイズ展開されているシリーズの必要な設置スペースを転記しました。
ただ、奥行きについては上記の種類がありますので、
- 設置するために必要な奥行き=「設置奥行き」
- 設置奥行き+ドアを開くために必要な奥行き=「実質奥行き」
と表記させていただきます。
ややこしいですね、すみません。
ただ、置くために必要な床面積と、
床はいらないけれどドアがぶつからないための空間、
は分けて考えた方が、設置する時の工夫の幅が広がります。
後者は床がいらないので、例えばシンクの端っこに置けさえすればなんとかなる場合もあります。ドアは空中にありますので。
ややこしく考えたくない場合は、
「実質奥行き」
を重視してください。
必要な設置スペース(レギュラータイプ:NP-TA4など)の場合
- 実質奥行き:58.4cm以上(扉を開けるための空間含む)
- 設置奥行き:26.8cm以上(設置するための奥行き)
- 高さ :65cm以上
- 横幅 :49.6cm以上
- シンク以上の高さに設置
必要な設置スペース(スリムタイプ:NP-TSK1)の場合
- 実質奥行き:36.7cm以上(扉を開けるための空間含む)
- 設置奥行き:26.3cm以上(設置するための奥行き)
- 高さ :62cm以上
- 横幅 :53cm以上
- シンク以上の高さで設置
必要な設置スペース(スリムタイプタンク式:NP-TSP1)の場合
- 実質奥行き:36.7cm以上(扉を開けるための空間含む)
- 設置奥行き:26.3cm以上(設置するための奥行き)
- 高さ :72cm以上
- 横幅 :53cm以上
- シンク以上の高さで設置
※タンク式は、水タンクが付属していて、分岐水栓工事不要のタイプです。
必要なスペース(プチ食洗:NP-TCR4など)の場合
- 実質奥行き:60.3cm以上(扉を開けるための空間含む)
- 設置奥行き:25.9cm以上(設置するための奥行き)
- 高さ :52cm以上
- 横幅 :44.6cm以上
- シンク以上の高さに設置
スリムタイプNP-TSK1
スリムタイプは奥行きがスリムですが、高さや横幅はレギュラーサイズと大差ありません。
横幅に至ってはレギュラーサイズより若干長いです。
扉開閉システムが秀逸で、前方に開くのではなく、天井に向かってスライドするため、扉を開くために必要な空間が省スペース化されています。
奥行きが確保しづらいご家庭にはちょうどいいかも
スリムタイプタンク式NP-TSP1
スリムタイプタンク式は、水タンクが付いていて、私の紹介する蛇口コネクターや分岐水栓工事が不要なのがいいところです。
しかし、あくまで個人的見解ですが、タンク分設置スペースが必要なのと、設置スペースの大きさの割に、一度に洗える食器点数が少なく感じるため、たぶん今後も導入しないと思います。
これを買うなら、通常のスリムタイプと蛇口コネクターの合わせ技の方が好みです。
プチ食洗NP-TCR4など
一人暮らしであまり食器洗わない、という人を想定していると思われるプチ食洗は、確かに小さいですが、扉開閉の仕様上、実は必要な実質奥行きが全製品中最も大きいです。
前方にバーンと派手に開きます。レギュラータイプより実質奥行きが要ります。
プチ食洗こそ、スリムタイプと同じスライド式の扉にすればいいのに。
プチ食洗は、奥行きは十分あるけれど、設置面積や、横幅、高さがあまり確保できないという場合のみの選択肢になりそうです。
と言っても、横幅は他のタイプと5cm〜9cm程度、高さが10cm程度短く済む程度なので、やっぱり個人的には買う理由がないかなあと思います。
使わない時はとってもコンパクトなんだろうけど、ドアの開閉方式の都合で、実質の必要スペースが大きいようです。
どうにか頑張ってレギュラーサイズを設置する工夫をするか、
スリムタイプを購入した方が幸せになれそうです。
なお、全シリーズに共通する「シンク以上の高さに設置」というのは、大切な理由があります。
食洗機は、もちろん水を使います。
洗い終わった排水は、排水ホースを通して、基本的にシンクに流します。
地球には重力があるので、シンクより低い位置に食洗機を設置してしまうと、うまく排水されません。
だから、どの食洗機も、シンク以上の高さで設置する必要があるのです。
音がうるさい
静音性の改善なども日々進歩しているかと思いますが、水を噴射してピカピカに洗い、排水する以上、どうしても音が出ます。
無音ではありません。
就寝時にスイッチを入れると、気になって仕方ありません。
スペック上は、約40dBで、「図書館の中や閑静な昼間の住宅街」同等の音量だそうですが、私は気になります。
zoomなどオンライン会議中はスイッチオフ必須です。つけていたら、自分も気になりましたし、相手方からも「何か今日はノイズがありますね」と言われたことがあります。
食洗機自体のお手入れがたまに必要
放置すると、洗い上がった食器に異臭がします。
固形のゴミを除去したり、定期的に庫内全体を「お手入れモード」で運転する必要があります。
各お手入れは公式で週1の箇所や、月に2回の箇所等様々です。
私の持っている旧型の説明書で恐縮ですが、公式で推奨されている目安は、以下のとおりです。
ただ、私の主観ですが、
- 固形物が気になったら都度取る
- 3週間に1回くらい、「お手入れモード」運転(いつもの洗剤を規定量入れてスイッチオン)
程度の管理で大体いけてます。
使用している洗剤が、庫内除菌機能も兼ねてるからかもしれません。
食器選び基準に「食洗機対応かどうか」が加わる
大きく分けて、「洗剤の成分」「食洗機の仕様」から、対応しない食器もあります。
洗剤の成分から洗えないもの=アルカリ性に弱い
- 銀、アルミ、鉄、錫、銅、金素材
- クリスタルグラス
- 上絵付食器
※洗浄力は落ちますが、中性洗剤タイプの洗剤を使えば、これら素材も洗えるようですが、食洗機の強みが減るので個人的にはやっていません。
食洗機の仕様上洗えないもの
=強い水流と90℃の熱に弱いもの
- 高級漆器
- 金・銀
- 高級ガラス食器
- 小物入れにセットできないほど小さいもの
- 傷があるコーティング素材(水流で傷が広がり、コーティングが剥がれます。フッ素加工など。)
- 90℃非対応と記載されている食器全般(非耐熱のプラスチック等)
つまり、これらに当てはまる食器類は手洗いをすることになります。
食洗機の魅力に取り憑かれると、本当にちょっとした手洗いであっても嫌になります。
しかし、それでも、嫌で嫌でたまらない手洗いをしてでも欲しい特別な一品に出会えた時は、悩み抜いた上で買います。
それはそれで、とても幸せになれます。
軽い食器は吹き飛んで、庫内で水が切れていないことがある
耐熱性のプラスチックだから入れて大丈夫!と思って洗うと、温度はいいのですが、水流に吹き飛ばされてひっくり返っていることがあります。
ひっくり返ると、そこに水が溜まり、明らかに自然乾燥できない水量になっています。
安い買い物ではない
「安いです!」と安易には言えないお値段はします。
個人的には、食洗機導入による家事全体の時間短縮、手荒れの軽減、大切な人と過ごす時間の確保、趣味やくつろぐ時間の増加など、得られるメリットからすると、十分投資するだけの価値がある商品だと感じます。
なお、安くはないと言っても、新型のiPhoneより安いです。
iPhoneも私の生活の質を上げてくださっていますし、食洗機も私の人生を豊かにする土台になってくださっております。
あなたにとって、価値を感じるものに、大切なお金を使っていただきたいと思っております。
おすすめな点
- 家事時間の短縮
- 手洗い以上の洗浄力
- 手洗いしづらい形状もばっちり
- 機械はサボらない 安定したクオリティ
- 洗い終わったら蓋をあけて放置で乾燥スペースを兼ねられる
- 節水 になるらしい
家事時間の短縮
食洗機で洗う時間は、モードにもよりますが、数十分。決して爆速ではありません。
ここで言う時間短縮は、
食器洗いを食洗機に任せている間に、自分の体が空く
です。
専属の食器洗い担当者が一人増えたようなものです。
その間、他の家事をするもよし、くつろいでもよし、です。
身体も楽で、人生の貴重な時間を、大切に使えるようになりました。
手洗い以上の洗浄力
特に食洗機の凄さを感じるのは、油汚れです。手洗いではなっかなか取れません。
手洗いでは不可能な高温!
洗浄力がありすぎて手洗いでは使えない専用の洗剤!
この相乗効果がすごいんです。
機械ならではですね。適材適所。
脱線しますが、洗いやすさ、使いやすさの工夫という点で、庫内の工夫もすごいです。私の持っている旧式にはないボトルホルダーや、細かな部品を洗えるちょこっとホルダー、こういう機能が欲しいと思ってたところをばっちり後継機種で改善してくださっています。今から買う人、いいなあ…。
手洗いしづらい形状もばっちり
また、構造が複雑だったり、網目状になっていたり、手洗いでは洗いづらい形をした食器類も、食洗機の得意分野です。
変幻自在のお湯が強力水流で駆け巡ります。
俺が来るまでよく堪えた。
全集中 水の呼吸 拾壱ノ型…
機械はサボらない 安定したクオリティ
私がサボるときはこんなときです
- 疲れて帰宅した日
- 水が冷たい日
- なんかもー気分が乗らない日
- 体調が悪い日
食洗機は私がどんなコンディションでも、変わらないクオリティで洗い上げてくれます。
洗い終わったら蓋を開けて放置で乾燥スペースを兼ねられる
濡れた食器を乾燥させるスペースは大切です。
食洗機は、蓋を開けて放置しておけば、その役割も果たしてくれます。
ただ、お茶碗の底の窪みなど、水が溜まりやすいところは池になっているので、水切りしましょう。
なお、乾燥機機能はどの機種にもついているようですが、大慌てで乾燥させないと困る状況ってなかなかないですし、電気代を考えると、不要な機能かなと個人的には思います。
節水 になるらしい
公式での明言、各サイト巡回、どこでも必ず言われています。
ただ、この点はあまりわかりません。
我が家夫婦二人暮らしは、毎月だいたい、水道使用量が10~12㎥です。
炊事だけでなく、家庭で1か月に使っている量です。
正確に記録は取っていませんが、家計簿を見直すと、食洗機導入前と導入後で、大きな変化はありません。
そもそも炊事にかかる水道使用量の割合は、大体18%くらいだそうです。(URくらしのカレッジより引用)
もちろん効果は無視できないのかもしれませんが、これだけで大きな実感につながってはいません。
まあ公式でも色んな所でも言われてるし、たぶん節水効果はあるんだろうなあ、という感覚です。
実感がないので公式の表現を引用させていただきますと、
5人分相当の食器*なら手洗いの約1/6※1の水で洗える
*食器40点、小物20点(日本電機工業会自主基準による)
Panasonic様 食器洗い乾燥機(食洗機)より
色々注釈はありますが、上記基準で手洗いと食洗機レギュラータイプとで使用水量を比較すると、
- 手洗い:約75リットル
- 食洗機:約11リットル
使うそうです。
1回あたり約64L節水。
え…すご。
これで家計簿的にも実感的にもあんまりピンとこない私って…
鈍感はラブコメだけにしてよね
他の選択肢との比較
おすすめの主たる比較条件は、以下のとおりです。
- 設置スペース
- 庫内のサイズと手持ちの食器類サイズ
乾燥機能の有無- 低温機能の有無
- 80℃すすぎの有無
- エコナビの有無
- ナノイーXの有無
設置スペース
前述の「イマイチな点」で比較しておりますので、よかったら再確認してみてください。
よっぽど設置場所の制限がある場合を除いて、一度に洗える食器点数と、洗えるサイズが大きくなる、当記事でお薦めしているレギュラーサイズが個人的にはお薦めです。
ただ、今回記事にするにあたって知った、スリムタイプの構造が、私のツボを押さえます。
庫内のサイズと手持ちの食器類サイズ
目安となる食器点数と、食器サイズを参考にしてみてください。
レギュラー | スリム | プチ | |
食器点数(目安) | 40 | 24 | 18 |
最大食器サイズ | 26cmフライパンなど、上段を外さず入る | 上段を畳めばフライパンも入る | あくまでお皿やお椀くらい?(公式見つからず) |
我が家にあるレギュラーサイズは、上記表の通り、特に収納カゴを取ったりしなくても、26cmフライパン等の大物が問題なく入ります。
スリムタイプは、公式画像を見ると、上下2段の収納スペースの内、上段をたたむ(外す?)ようにして収納サイズを広く取れば入りそう。
プチは、そもそもフライパンを収納している画像が公式にありません。
なお、食器点数はあくまで目安で、食洗機にピッタリ合う各サイズの食器を、無駄なく理想的に収納した場合の最大量と思った方がいいと思います。
乾燥機能の有無→どの機種もついてました
洗った後、温風を一定時間出して、乾かしてくれます。
個人的には、蓋を開けて自然乾燥させておけば十分です。
この機能がつくことによる本体価格の上昇と、電気代を考えると、不要かな。
そういうわけで、NP-TA4で十分かな
……と思ってたら、NP-TA4にもこの機能がついていました。使わないけど。
低温機能の有無:上位NP-TH4と最上位NP-TZ300に搭載
熱に弱い食器類も、低温で洗えるように温度を切り替えられる機能です。
個人的には、手洗いではできない高温と洗浄成分の組み合わせによるピカピカが好きなので、むしろこの機能は要りません。この機能がつくと本体価格も高くなります。
そういうわけで、NP-TA4で十分かな
80℃すすぎの有無:上位NP-TH4と最上位NP-TZ300に搭載
全機種、洗う際にも高温で洗浄力を高めます。
上位機種と最上位機種になると、さらに、最後のすすぎでも高温で、仕上がりが良くなるそうです。
でも、その機能がなく、かつ数世代前の標準機種NP-TA1で大満足です。
そういうわけで、NP-TA4で十分かな。
エコナビの有無:上位NP-TH4と最上位NP-TZ300に搭載
エコナビとは、水温、室温を検出して、自動で節電してくれる機能だそうです。
この機能がつく上位機種の本体価格の上昇を考えると、本当にそこまでペイしてくれるのかな、など迷い、標準機種(当記事で薦めている機種の数世代前)を買いました。買った機種でこの点は不満がないので、個人的には不要です。
言い換えると、私には使いこなせないオーバースペックです。
そういうわけで、NP-TA4で十分かな
ナノイーXの有無:最上位NP-TZ300のみに搭載
ナノイーXとパナソニック様が呼称する、ウイルスやにおいなどを抑制する成分を庫内に吹きつけ、庫内の清潔を保つという機能だそうです。
最上位機種にのみ搭載されています。
食洗機本体のお手入れが面倒な場合は検討しても良いかもしれません。
ただ、この機能搭載されている最上位機種でも、完全メンテナンスフリーかというとそうではなく、2、3週に1回程度、いわゆるお手入れ洗浄モードを回す必要があるようです。
ならあえてこの機能のために本体価格が高い最上位機種を買う必要はないかな、というのが個人的見解です。
というか、最低限の機能のみの廉価版NP-TA4が十分優秀過ぎるのが困る。
最も機能が少ない機種でも、求められる機能はバッチリ備えてくださるあたり、パナソニック様の愛を感じます。
だから当記事では一貫して一番安いタイプをおすすめしてます。
愛に報いてるのか報いてないのか…。
おまけ1:食洗機の日本の普及率
このまま記事をしめようとしてましたが、冒頭で私、普及率向上委員会とか言ってました。
内閣府 消費動向調査2021年3月版によると、約34%だそうです。
2005年時点は22%弱程度だったようなので、じわじわ普及しているように感じます。
おまけ2:我が家のずぼら運用
時々、洗い終わって自然乾燥させている食器なのか、洗う前に食器を置いているだけなのか、わからなくなります。
よく見たらわかるんですが、よく見ずに、洗っていない食器を握りしめてしまうことがあります。
この食洗機は磁石が張り付くので、「済」「未」と書いた磁石を貼り付けて目印にしています。
そして、私の持っている旧型含め、食洗機の上に物が置けます。
私の旧型のさらに旧型の時は、扉の開き方の方式の都合で、物が置けませんでした。
さっき、スリムタイプのスライドドア機構がツボとか言ってなかった?
スライドドアだと上に物置けないよ。
置ける機種を持ってるんだから置かないと(メーカー推奨ではありません)
おわりに
私は、食洗機を導入することで、以下のような幸せが得られました。
- どんなコンディションでも一定高品質で機械が食器を洗ってくれる
- 手荒れが激減した
- 食器洗いを機械に任せ、その間に好きなことができる
妻との会話も増えましたし、家事全体の総時間が短縮されました。
趣味やだらだら、まじめーに勉強したり、「自由」が増えました。
一方、食洗機導入には色々な障壁があります
- 設置スペース
- 本体購入費用
- 分岐水栓工事 など
設置スペースはこの記事でおすすめしているものよりコンパクトな選択肢もありますし、別売りパーツや家具配置の工夫、意外となんとかなると思います。
本体購入費用は、確かにバカにならない金額ですが、導入により得られる価値と比較検討していただければと思います。
私は当初、妻から反対され、「完全に私の自腹で払うから、設置させて」と頼み込みました。
設置してしばらくすると、次第に妻も使いだし、今では「買ってよかったね」とにこにこ可愛らしい笑顔を向けてくれます。こんな現金なところも妻の魅力です。
分岐水栓は、不要なタンクタイプもありますし、もしくは私のお勧めする蛇口コネクター等を活用いただけると、簡単に取り付けられます。
食器洗い等家事負担に悩む方の悩みの一部でも解消につながり、結果、本当にやりたいことやゆとりある時間、大切な人やことに費やす時間が増えてくださることを、心より願います。
是非、ご一考くださいませ。
選択肢はたくさんありますが、参考の一つとして、当記事でおすすめする商品欄に戻るにはこちらをクリックしていただくと、別タブで開かれます。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
このブログが、あなたがあなたらしく生きるための土台づくりの、何かのヒントになれば幸いです。
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