こんにちは。
冬の防災やキャンプ、どうされていますか。
我が家は全力で分厚い寝袋やあったかい服の重ね着でしのぐスタイルでこれまできていました。
しかし、それにしても最近寒い。
空気もある程度あたためたいと思う今日この頃です。
そして、きっかけは2022.1にあった九州の震度5の地震。
真夜中に発生した大きめの地震。
幸い友人知人は被害がなく、もし何かあれば我が家の防災用品を放出する準備だけで済みました。
CB缶や灯油など、割と低価格で手に入りやすい燃料を用いた防災とキャンプを見据えた暖房器具が欲しいと感じました。
紆余曲折経て、我が家はトヨトミレインボーストーブに決定しました。
届くまでの間に、その思考過程を共有したいと思います。
→届いたので使いはじめました。
トヨトミレインボーストーブの主な特徴まとめ(我が家の用途偏重)
防災時を見越して、高燃費な暖房器具
ハイパワーで薄着で過ごせるくらいの器具もあります。
ただ、燃料は有限ですので、どうしてもパワーが大きくなれば、燃費、つまり持続時間が落ちます。
例えば真冬に被災した際、瞬間的には薄着で過ごせるほど暖かい一方で、すぐ燃料切れを起こしてしまうものよりも、ほどほどに暖かい状態で長時間燃料が保ってくれる方がありがたいと感じます。
今回の比較内では、レインボーストーブは4.9Lの灯油で20〜40時間もち、最も高燃費でした。
暖房器具単体に頼るつもりはない
前項とも重複しますが、確かにハイパワーで真冬で薄着でも過ごせる器具もあります。
しかし、我が家はすでに服の重ね着、マットや寝袋といった防寒具も併用する準備を進めています。
暖房器具単体でなんとかしようという発想はありません。
何か単体に頼りすぎると、それがだめになった場合、詰みます。
リスクを分散させる意味でも、暖房器具単体はそこそこで良いのです。
平時は冬のキャンプ・自宅で使う
我が家は近所の建築屋さんが、処分代がかかるよりは端材を無料配布した方が良いとのことで、定期的に薪を無料配布してくれます。
そのため、キャンプでの主な暖房は焚火です。
しかし、焚火は、煙やにおい、飛び散る火花等が面倒くさいです。(それを補ってあまりある魅力は今回割愛)
また、焚火台使用であってもそもそも焚火禁止のキャンプ場等もあります。
自宅は賃貸なので、焚火はご法度です。
そういったことから、石油ストーブを日常でも使いたいと考えています。
比較対象:コロナSLとイワタニデカ暖
以降は、上記結論にいたった思考過程や主な比較対象をご紹介します。
最初は、家にいっぱい転がっているCB缶を燃料にした暖房器具を検討しました。
その中で、比較的ハイパワーで空間をあたためるコンセプトのイワタニ様のデカ暖が候補にあがりました。
しかし、デカ暖のうたい文句は「石油ストーブに匹敵する暖かさ」
そう、つまり基本的に、CB缶を燃料とした暖房器具は、石油ストーブほどのパワーはないのです。
なので、CB缶を燃料とした中でハイパワーなデカ暖が、上記うたい文句になっているのでしょう。
そうすると私は、
じゃあ石油ストーブとも比較したらええやん
と考えたわけでございます。
石油ストーブは数千円~数万円と値段の幅が大きく、サイズ、パワー、暖房の方式など、多岐にわたりました。
火を扱う器具は日本製で、防災推奨マークなどの取得もしている方が良いだろうという独断と偏見、そして出せる予算は2万円前後、等でしぼっていくと、候補として
- コロナ SLシリーズ
- トヨトミ レインボーストーブシリーズ
が残りました。
CB缶と灯油の値段比較(近所のお店比較)
あくまで我が家の近所のスーパーやガソリンスタンドの値段ですので目安と考えてほしいのですが、目安は以下の通りです。
燃費比較:レインボー、SL、デカ暖
前項のCB缶と灯油の値段を基に、3機種の燃費を比較します。
パワー比較:レインボー、SL、デカ暖
続いて、パワー、つまり暖かさの比較です。
サイズもパワーも圧倒的にコロナSLが強い。
半袖になれるほど。
条件が整えば、47度まで上昇するようです(動画や他サイト様情報)。
もはやサウナ。
ランキングを経て
燃費は圧倒的にレインボーストーブ。
そしてパワーは圧倒的にコロナSL。
ここまでくると、我が家の用途からはデカ暖は候補から外れます。
そして、我が家の用途は、既出の通り、暖房器具のみで暖を取るのではなく、重ね着等他の防寒対策と組み合わせるつもりです。
加えて、防災の観点からは、燃料は長持ちすればするほどありがたい。
これら比較を経て、当記事の見出しの通り、我が家はレインボーストーブを購入するに至りました。
おまけ:レインボーストーブのデザインと型番で性能の差は?
公式ページをにらめっこした結果。どうやら、完全にデザインの違いのみで、性能差はない、という認識で概ね間違いないようです。
妻に相談すると
レインボーストーブは、種類の違いはデザインだけみたいよ。
価格差はデザイン費と思っていい。どれにする?
一番安いので
即決でした。
おわりに
今回は、防災とキャンプと日常使用を念頭に、暖房器具の比較をしました。
燃料はCB缶か灯油。
ランニングコストで比較して、灯油に決定しました。
続いて、「日本製」「防災推奨マーク取得」「2万円前後の値段」で選ぶと、トヨトミレインボーストーブと、コロナSLシリーズが候補に残りました。
両者はサイズもコンセプトも異なるので、用途次第でどちらも最適解になると思います。
- サイズと圧倒的パワーのコロナSL
- そこそこコンパクトで高燃費のトヨトミレインボー。
我が家は、防寒は服装等他の防寒グッズと組み合わせる予定であること、防災時は燃料が長持ちである方がいいという理由から、レインボーストーブに決定しました。
一方、とにかく頼もしい暖かさ最優先でしたら、コロナSLがおすすめです。
比較のために作成した表は以下の通りです。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
このブログが、あなたがあなたがあなたらしく生きるための土台作りの、何かのヒントになれば幸いです。
↑小サイズで高燃費のレインボーストーブ
↑圧倒的サイズとパワーのコロナSL
関連記事
当ブログの「防災」記事一覧は、こちらをクリックしていただけますと、便利です。
代表例
↓まずは無料でできる情報収集。非常時の通知と、そもそもなるべく安全な地域・避難ルートの確認に
↓食料などの備蓄をしたら、「出て行く分」も是非ご検討を
↓楽しく非日常の体験?「住居」
↓食べ物。ローリングストックもいいですが、我が家は専用品を数年保管
↓非常時は体調不良が大敵。衛生面の対策案
↓寝ているときなど、不意打ちをくらったときの備え
↓外出時の備え。
↓冬だって被災します。電気を使わないで暖を取る
コメント