2023.02.11追記
昨今の輸送費、資材費、製造コスト増加に伴い、各社様苦心の末、価格改定等されているようです。当記事作成当時からかなり値段の変化が大きく、また常に現在価格を反映した表にするのが難しくございます。
もしお手に取っていただける際は、実際の商品価格をご覧の上、ご検討いただければ幸いです。
参考として、2023.06.11現在のAmazonでの100gあたり価格・カリウム・マグネシウム含有量一覧は以下の通りです。
さて、以下本題です。
我が家は「粟国の塩」という沖縄のミネラル塩を常備しています。
いかにこれがおすすめか、という記事を書こうと思いキーボードを叩いていたら、7年前くらいに、私が別のブログで同じことを書いていた記憶が蘇りました。
当時の記事を探すと、今と全く同じ思考回路で粟国の塩を選定していました。
当時は、いわゆるスペック比較で買った記事どまりでしたが、あれから約7年、粟国の塩を使い続けておりました。
今でも、よほどのことがない限り、日用のお塩は粟国の塩を使い続けると思っております。
なぜならば、私の栄養検討でいつもお世話になっている厚生労働省の日本人の摂取栄養基準から見た、自分の不足する「ミネラル類の補給」の観点と、「味」の良さ(ここは主観)、そしてこれらを満たす商品の中での価格比較の結果、粟国の塩はとても優秀だからです。
7年前くらいの更新日で、別のブログで同じような内容を見かけたら、それはたぶん私の記事です。
減塩?
私は、よくセールや大量買で単価を下げた豚肉や鶏肉を購入し、塩やハーブ類、ニンニクなどを揉み込んで冷凍保存しておきます。
昔からとにかく、私は塩といえば「食塩」。
しかし昨今、塩分過多になりがちな日本人は、お塩控えめにするよう厚生労働省から通達がきております。
そもそもなんで塩分を控えなければならないのでしょうか。
あまり当記事の主題でもなく、かつ詳細に興味があれば既にとても良質の情報があふれておりますので、別途調べていただくとして、厚生労働省や健康系メーカー、ブログ様などを巡回し、ざっくりとした私の理解としては…
という理屈で私は理解しています。
見渡すと「食塩」以外のお塩が売っている
私の中で、塩といえば「食塩」一択で、そもそも他の選択肢を知りませんでした。
ただ、よくよく売り場を眺めると、「海の成分そのまま!自然塩!ミネラル豊富!味も良い!」といった広告を見かけます。
え?
塩って、塩でしょ?
違いってあるの?
ショックを受けた私は、色んな塩をスーパーで見比べる日々を過ごしました。
具体的には、「うちの「食塩」と何がちゃうねん」と、成分表を見続けました。
- うちの「食塩」=ほぼ「塩化ナトリウム」
- なんか良い塩=塩化ナトリウムの割合が下がり、その分いろんなミネラルが入っている
ということに、ざっくりと気付きました。
塩の工場見学へ
塩に興味を持った私は、沖縄のぬちまーす工場や雪塩工場、など、いくつか塩工場巡りをしました。
ちょうど沖縄に住んでいたので、せっかくなら工場見学しつつ、無料で試食したり、どうやって作られているか現場で見たいという興味からでした。
作り方の方式の違い、工場をあえてここに作る理由、歴史、など、ほんっっとうに面白いです。
機会があればぜひ工場見学していただくことをおすすめします。
工場見学の感想を書くと、もはや別記事になってしまうので、グッとこらえます。
一番感じたショックは、明らかに食塩と味が違う。
自然の海の成分をなるべく損なわずにミネラルが含まれるよう作られたお塩たちは、塩化ナトリウムの濃度が下がったためか、ほぼ塩化ナトリウムの塊である食塩と比べ、「やさしい」のです。(主観)
私が今まで塩だと思って食べていたものは、一体なんだったんだ…
てくらい、びっくりしました。
いや、食塩も立派な塩なんですが。値段もめっちゃ安い私の味方。
自然塩=減塩✖️味✖️ミネラル補給?
自然塩を日頃の食卓で使うことにより、以下の効果が得られるのではと考えました。
一方で、こういった懸念もありました。
自然塩比較前の前提
同じ自然塩でも、ギネスブックに載るほどものすごいミネラル含有量のものから、食塩よりはマシ、といったものまで様々です。
値段も様々です。
そこで、私は、「自分の日々の食事で足りていないミネラルをほどよく補給できる中でいっちゃん安いの」を探すこととしました。
そのため、私のためだけの比較になります。
私は趣味で、自分のよく食べる食品類の栄養成分をエクセルに打ち出し、厚生労働省食事摂取基準と自分の性別年齢から、多すぎるもの、不足するものを調べているので、その遊びの一環で比較しました。
そもそも摂取基準は目安で、個人による体質の違いも多いため、具体的なことはあまり書きたくないのが本音です。
ですから、ガチでやってほしいというより、あくまでこういった比較をしたのでご参考まで、という意図で、以下に比較結果を共有します。
自然塩の成分と価格比較
2023.02.11追記
昨今の輸送費、資材費、製造コスト増加に伴い、各社様苦心の末、価格改定等されているようです。当記事作成当時からかなり値段の変化が大きく、また常に現在価格を反映した表にするのが難しくございます。
もしお手に取っていただける際は、実際の商品価格をご覧の上、ご検討いただければ幸いです。
前項の前提をもとに、「私に不足しているミネラル含有量」をベースにAmazonでの価格比較をしました。価格変動は大きいので、あくまで参考まで。
まず、塩はいろんな種類がありますので、スーパーや通販で比較的手に入りやすいもので私の目に留まり、かつ最終選別に残ったのは、以下のお塩たちです。
そして、厚生労働省食事摂取基準✖️私の栄養エクセルリスト で見比べた中で私に特に不足しているミネラルは、
どちらも上限量は記載がなく,むしろカリウムは「一日3000mg以上摂取」が目標値だそうです。
つまり,特に足りていない「カリウム」ベースで考えると更に更に幸せになれそう。
(「上限量の記載がない=いくら摂取してもOK」ではないとのことなので,過剰摂取は気をつけようと心に誓いながら。)
この2成分を主として、値段を比較していきました。
2023年6月11日Amazon価格
価格変動が大きいので、ぜひ実際にお値段を見て欲しいと思います。
参考として、2023.06.11現在のAmazonでの100gあたり価格・カリウム・マグネシウム含有量一覧は以下の通りです。
過去(2015年くらい)に作った比較・ランキング
2023.06.11記事更新本日時点と見比べてみました。
価格は上がっておりますが、ランキングに大きく変動はありませんでした。
そのため、(自分用の)参考になるので、残しておくことにしました。
結論:粟国の塩
今回候補に挙がったお塩達はどれも良い感じなのですが、上記の通り「カリウム」びいきで考えると「粟国の塩」が良い感じでした。
コストもこれが2位というのが素晴らしい。
とはいえ,例えば含有量や種類の豊富さでいえば「ぬちまーす」。
そしてコストで見ると「海の精あらしお」もなかなか優秀です。
前者の「ぬちまーす」は,他の含有ミネラル種類数がダントツで多い(これは「雪塩」にも言える)。
というわけで,「粟国の塩」と「ぬちまーす」をお試しで買って,
より自己満足できた方を現時点での「私にとってちょうどいいお塩」にしようと思う。
そして,なんだかんだコストもこれらの中ではお安い「海の精あらしお」も試しに買ってみたい。
どうせなら「雪塩」「わじまの海塩」も試して…
あれ,絞れていない。
実は、実家のかーちゃんが既にこれらを試し済みで、かーちゃんレビューも加味して粟国の塩を買い、そしていい感じだったので7年経った今でもうちのエース塩は粟国の塩です。
おまけ:7年前かーちゃんレビュー
おまけなので、7年前の別ブログ私の記事をそのまま書きます。
(1)「ぬちまーす」「雪塩」
「ぬちまーす」や「雪塩」はさらさらパウダーで良い感じだけど,
水分吸収しやすいのかすぐ固まっちゃう。
煮立った鍋にさっと振るのも苦手な感じ。
そして優しいお味なんだけれども,「お塩」として料理に使うと,
塩分が少ない分,レシピどおりの分量では味が足らない
→ 結構継ぎ足す。
→ 結果,意外と量を使う。
普段使いではなく
ハーブ類と一緒にしておいて,サラダに少しふりかけたりだとか,
「特別」な時に使うのが良いのではないか。
といったご感想。
(2)「粟国の塩」「海の精あらしお」
とってもお安く買えちゃうお塩達(以下「ウチのお塩」)よりはお高いけれども,
「(1)」のお塩達よりお手頃価格。
しっかり「お塩」した味でありつつ,「ウチのお塩」ほど塩っ辛くなくて,美味しい。
元々の形状からか,「(1)」のお塩よりも湿気にも強い感じ。
こっちのお塩達の方が普段のお料理に使うならおすすめ。
~~~~~以上,かーちゃんレビュー~~~~~
「普段のお料理」なら「粟国の塩」や「海の精あらしお」,
「ちょっとしたスパイスとして」等としてなら「ぬちまーす」や「雪塩」,
といった使い分けがおすすめっぽい。
おわりに
本日は、我が家のエース塩、粟国の塩を7年前に購入することを決め、7年経った今でも同じ理由で使い続けており、粟国の塩が生活のスパイスになっているため共有しました。
高血圧・動脈硬化・脳梗塞リスクをあげる一因とされる塩化ナトリウムの含有量は少なく、かつ不足しがちなカリウム・マグネシウムを摂取できつつ、味も美味しい。
いわゆる食塩と比べると割高ですが、そんな大量に使うわけでもなく、上記利益を享受できますので、よかったらご一考ください。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
このブログが、あなたがあなたらしく生きるための土台づくりの、何かのヒントになれば幸いです。
・「海の精」日用使いという点では価格とミネラル分等のバランスが良いなあと感じます。
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