我が家の冬の大きな悩みの一つ。
それは、冬場のオシャレ着洗濯物が乾かないことです。
部屋が狭くて部屋干しスペースが確保できません。
何日もかかって乾燥すると、生乾きが気になります。
ならば浴室に突っ張り棒を設置して、除湿機を使って衣類乾燥したらどうだろう?
これなら、衣類と一緒に浴室のカビ抑制もできるのではないか。
そんな発想で、除湿機を探すことにしました。
この条件で選んだ除湿機、パナソニック様の「F-YZVX60」を購入レビューしたいと思います。
同じようなことで悩まれている方の、参考になれば幸いです。
冬の衣類乾燥ならデシカント式
さて、記事タイトルからここまで既に数回記載している「デシカント式」。
覚えたての言葉を「どやぁっ!」と使いたい私です。
これは、除湿機の「除湿の仕組み」の一つです。
除湿の仕組みは大きく「コンプレッサー式」「デシカント式」「ハイブリッド式」
これは、詳細は専門のサイト様などが詳しいため、この記事(つまり私)に必要な情報を、私フィルターを通してざっくり情報を整理します。
- コンプレッサー式:空気を冷やして結露発生させて除湿→気温が高いと効率高い。
- デシカント式:①空気の水分を除湿剤(デシカント)に吸着させる→②ヒーターで熱して乾いた空気を外に出す→③デシカントはまた乾いて復活。→ドライヤー使ってるイメージ。
- ハイブリッド式:コンプレッサー式とデシカント式を併用
空気は、温度が高いほど水分をたくさん含められますので、温度差ができればできるほど、空気からお水が取り出せるようです。
ではどうやってその温度差を作るのか、ということで、上記方式が分けられているようです。
室温より温度を下げて除湿するコンプレッサー式。
電気の力で空気を強制的に暖めて、ハイパワーで除湿するデシカント式。
いいとこどりのハイブリッド式。
素人の私なりの理解は以上です。
各方式のメリット・デメリット概要(私調べ)
方式 | メリット | デメリット |
コンプレッサー | 電気代が安い傾向 | 室温が低いと除湿機能低下 |
デシカント | 室温が低くても安定した除湿機能 | 電気代が高い傾向 |
ハイブリッド | 上記2方式のいいとこ取り →電気代は両者の真ん中くらい →通年使える | ・本体価格が高い傾向 ・でかくて重い傾向 |
Google様にて複数サイト様巡回させていただくと、室温については、20℃くらいが目安だそうです。
20℃以上ならコンプレッサー式が省エネかつ除湿機能発揮。
それ未満ならデシカント式が強い。
ハイブリッド式は環境に応じて2方式を併用。
という感じらしいです。
電気代の目安について
電気代が高い安いと言う記載のみでは、曖昧が過ぎますので、各方式の消費電力の目安を調べてみました。
google様に「コンプレッサー式 デシカント式 消費電力 目安」で検索して教えを乞いました。
検索結果が一番上にあった、CDエナジーダイレクト様『除湿機の電気代は安い?種類別の電気代と節約方法をご紹介』によると…
方式 | 消費電力目安 | 電気代目安/時間 |
コンプレッサー式 | 125〜400W | 3.9〜12.4円 |
デシカント式 | 285〜510W | 8.8〜15.8円 |
ハイブリッド式 | 275〜660W | 8.5〜9.3円 |
CDエナジーダイレクト『除湿機の電気代は安い?種類別の電気代と節約方法をご紹介』内数値より当ブログ主作成
ということでした。
確かにコンプレッサー式が一番安いのですが、冬場の除湿が苦手となると、私の使用用途からは、結局電気の無駄遣いになりそうです。
デシカント式、君に決めた!
私の除湿機に求める条件を再掲します。
つまり、デシカント式です。
いくらコンプレッサー式が電気代が安くとも、室温が1桁〜10℃台前半の環境では、ただ風が出る置物になりかねません。
いくらハイブリッド式が電気代を抑えつつ冬でもハイパワーといえ、せいぜい2~3畳程度の浴室や、部屋で使っても8畳程度の空間に置こうとすると、デカくて置けないでしょう。
あと、私調べで高額すぎる。
そういうわけで、割とコンパクトサイズかつ、冬もセーターを部屋干ししてくれることが期待できる、デシカント式、君に決めました。
デシカントの中でPanasonic F-YZVX60を選んだ理由
そういえば、消費電力については、前述で目安で調べたW数の最低値。
ということはもしかして、この機種がデシカント式の中で最も低い消費電力なのかもしれません(厳密には調べていません)。
湿度センサーについては、湿気が高いと強目に、低いと弱めに動作して、大体いい感じのところで自動停止してくれるらしいです。(手動でタイマーも可能)
重さとサイズについて、公式のアピールでは、
重さは2Lペットボトル3本分。
高さは1000円札3枚分。
と例えていました。
余談ですが、パナソニック様の脱臭除菌機能である「ナノイー」なるものも搭載しているようです。
公式いわく、これにより生乾きの嫌なにおいを抑制してくれるそうです。
が、ここは正直わかりません。まあ、おまけ程度に考えました。
実際に使ってみた
Switchbotの防水温湿度計を導入しました。
それによると、
90%近い湿度が、50~60%台に下がってくれました。
こんな感じで浴室にセットしました。
風向きは上にして、「運転入」を押して放置しました。
夕方帰宅すると、自動的に除湿器は止まっていました。
センサーがもう止めていいだろうと判断したようです。
水のタンクはまだまだゆとりがありそうでした。
特に生乾きの様子もなかったので、そのままタンスに洋服をしまいました。
やったね。
ちなみに水タンクは、本体の下の方で、引っ張ったら出てきます。
「排水口」と書いてある方向に傾けたらジャバーっと排水できます。簡単。
本体同様、タンクにも取っ手がついていますので、持ち運びが簡単です(主観)。
お手入れについて
公式で無料で手に入る取扱説明書の写真を使ってご紹介します。
2週間に1回くらい、フィルターを掃除機で吸う
カパッとフィルターを外して、掃除機などで吸う。
以上です。
1ヶ月に1回くらい、水タンクをすすぐ
タンクの蓋をあけて、水ですすぐ。
中に入っている部品は、いじると故障の元なので、じゃばじゃばとただただすすぐ。
以上です。
おわりとまとめに
時間がない人のための当記事まとめです。
方式 | メリット | デメリット |
コンプレッサー | 電気代が安い傾向 | 室温が低いと除湿機能低下 |
デシカント | 室温が低くても安定した除湿機能 | 電気代が高い傾向 |
ハイブリッド | 上記2方式のいいとこ取り →電気代は両者の真ん中くらい →通年使える | ・本体価格が高い傾向 ・でかくて重い傾向 |
室温については、20℃くらいが目安だそうです。
20℃以上ならコンプレッサー式が省エネかつ除湿機能発揮。
それ未満ならデシカント式が強い。
ハイブリッド式は環境に応じて2方式を併用。
方式 | 消費電力目安 | 電気代目安/時間 |
コンプレッサー式 | 125〜400W | 3.9〜12.4円 |
デシカント式 | 285〜510W | 8.8〜15.8円 |
ハイブリッド式 | 275〜660W | 8.5〜9.3円 |
CDエナジーダイレクト『除湿機の電気代は安い?種類別の電気代と節約方法をご紹介』内数値より当ブログ主作成
こうしてF-YZX60をお迎えして、早速我が家のオシャレ着浴室部屋干しライフが始まりました。
ついでに、浴室の湿気も取れて、なんだかとってもいい気分です。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
このブログが、あなたがあなたらしく生きるための土台づくりの、何かのヒントになれば幸いです。
↑今回購入した、除湿機さんです。
↓ちなみに、同時購入した浴室用の突っ張り棒はこちら。
110cm〜190cmまでつっぱれて、23~55kgの耐荷重です。
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