同居家族全員が新型コロナウイルスに罹患しました。
自身の記録として、いくつかの記事にしたいと思います。
初回の当記事は、まず最初は同居家族が罹患し、私自身は濃厚接触者となり自宅待機となったことについてです。
当シリーズの構成(予定)
家族が陽性となるまで
我が家の感染対策
我が家は共働きの夫婦です。
それぞれがそれぞれの職場に行き、帰宅し、自宅で食事を摂る。
そんな生活を長らく続けております。
直接接触がある相手は、
- 通勤途中の通行人の方々
- 職場での同僚やクライアント
- 買い物中の近所のスーパーにいる方々
等の方々が主でした。
妻も私も、外部研修会に参加する等もよくしていますが、新型コロナウイルス禍以降、オンラインで開催されるものが殆どで、自宅で参加していました。
更に、基本ではありますが、
- 移動時のうがい、手洗い
- 屋内、他者との会話のある空間等はマスク着用
こうした基本的な感染予防行動は常に行っていました。
日常が崩れない範囲で日々続けられる対策を毎日行う。
ここまでして感染したら、もう仕方ない、そんなことをたびたび、家族で話していました。
また、妻は生まれてこの方目立った病気をしたことがないという健康な身体。
私はコロナに関係なく、幼少期から怪我や病気で寝込んでいたり、入院も慣れっこになるような身体。
かかるとしたら私で、万が一妻がかかっても、無症状で気づかないんじゃないか、等と冗談を言い合うこともありました。
発熱外来を受診
ある朝、みたことのない様子で調子が悪そうな妻がいました。
上述のように、風邪をひいたこともなかったため、明らかに様子が変でした。
立ち姿の重心のおぼつかなさ、表情のぼんやりした感じ、声色、などなど、異変が起きていました。
朝、家族で話し合い、妻は念の為近隣のお医者様にかかり、コロナの検査をしてもらうこととしました。
自治体や病院によってやり方は変わるそうですが、我が家の場合は…
大まかに、このような流れでした。
県の担当者さんから連絡
私たちの住む自治体では、病院で陽性結果が出ると、病院から自治体に報告がいくようです。
そのため、確認と今後の説明のため、検査当日中に、県の担当者さんから連絡が入りました。
本人確認、在宅療養のポイント、おおむねの待機期間、万が一の際の相談先などなどを、教えてくださりました。
自宅待機&家族の看病に際して
こうしたことを行なっていきました。
別室の確保
我が家は寝室とリビングの2部屋があります。
そのため、妻には寝室で過ごしてもらうことにしました。
私の寝具は洗濯の上、リビングの窓際に移動しました。
罹患者の導線確保
いくら別室にて過ごしてもらうとしても、トイレなど移動は生じます。
そこで、
- 妻の移動負担の軽減
- 消毒作業の負担低減
- リスクエリアの明確化
のために、共有スペースを妻が移動する際、目的地まで最短&他は移動や触れる必要がないよう、導線を確保しました。
具体的には、トイレまでの最短距離には、障害物を一切おかない等です。
これにより、移動時の転倒リスク、妻が余計な移動や気遣いでの負担増への対策、触れる箇所が明確になるため消毒作業の手間が最小限になることをねらいました。
お互いのマスク着用
対策をしても、気圧を調整する等の徹底作業はできませんので、せめてマスクの常時使用をすることにしました。
触れた箇所のアルコール消毒を頻回に行う
ドアノブ、スイッチ、テーブル、などなど、手が触れる箇所は念入りに、日に何度もアルコールで拭き掃除をしました。
闇雲に掃除をすると疲れるので、別項で予め約束した箇所等を重点に掃除する等、清掃優先箇所の重みづけも行いました。
食事は別に用意し、お盆を使って所定の場所で受け渡し
元気な私が準備担当です。
お盆に1食分用意し、決めた受け渡し場所で、両者が直接会わないようにしました。
タオルなどは個別に準備して共有しない
1日に数枚ずつ、妻にタオルを配給しました。
初日は私が張り切りすぎ、たくさんタオルを渡しましたが、「こんなにいらない」とのことで、ちょうどいい枚数に収斂されました。
コミュニケーションは自宅内webビデオ会話やチャット
これら対策をすると、同じ屋根の下にいるのに一緒にいない感覚に襲われます。
妻か私、どちらともなく、ふとビデオ通話を行い、会話を楽しみました。
これは、私の方が救われた気がします。
おわりに
最終的に、私も罹患するわけですが…。
当シリーズ1回目、まだ私が元気なうちに行なっていた、濃厚接触者認定後の生活でした。
お互い、日頃の対策をできる限り行なっていたわけですので、それでもかかったら仕方ない、と腹をくくっていたつもりでした。
しかし、いざかかると、相手に対し、
「ごめんね」と涙まじりに漏らす妻の顔が、今も忘れられません。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
このブログが、あなたがあなたらしく生きるための土台づくりの、何かのヒントになれば幸いです。
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