和歌山県は田辺市にあります、河原を掘ると温泉が湧き出る場所が近くにあるキャンプ場。
当該温泉は12月〜2月は大きな露天風呂「仙人風呂」として開放されます。
今回、12月初旬に初めて遊びに行きましたので、ご紹介いたします。
主な特徴・料金など2023.01時点
我が家が行ったのは2021年12月ですが、2023.01現在も料金等は同じでした(HPより)。
我が家は大人2人、車一台、一泊して合計2100円でした。
料金など基本情報は以下をご覧ください。
良かったところ(詳しくは後述)
- キャンプ場近くに「掘ったら湧いてくる温泉」がある
- 冬期(12月〜2月)は「仙人風呂」という無料の温泉が楽しめる
- 近くに有料の温泉や公衆浴場がある
- 河原サイトは車乗り入れ可
- トイレ照明がセンサー式で、夜中でも明るい
特に、河原に温泉が湧き出ている「仙人風呂」は、とても楽しめました。
詳しくは後ほどお伝えします。
注意点
冬の寒さ
まず、天気予報をしっかり確認することをおすすめします。
当日、温度計を忘れたので計測できませんでしたが、予報では最低気温5℃ほどの日でした。
しかし、以前別のキャンプ場で実測できた5℃の日よりも体感温度がかなり寒かったです。
もしかすると、川がすぐそばにあるからか、予報より冷え込むのかもしれません。
個人的には、防寒の準備はし過ぎなくらいが良いと思います。
私が用意した防寒装備
↑コールマン様の化繊冬用シュラフ。
約2.6kgで大きく重い。
-18℃まで使用できると書いてありますが、私は無理です。
たぶん0℃を切るなら寝袋の重ね着など必要です。
徒歩キャンプには厳しいサイズですが、大手コールマンでお手頃価格です。
いずれ冬用のダウンシュラフを買いたいなあ。
↑中国のダウンシュラフメーカー製。
AEGISMAX様のシュラフはヨーロピアンノーム規格準拠で、近い性能のシュラフの中ではお手頃価格。
一定数、獣臭がするレビューがありますが、私は気になりません。
こちらのMINIは、800FPの高品質ダウンが230g入っているフードレスマミー型。黄色い芋虫みたい見た目になります。なお頭はむき出しになりますが、軽くて扱いやすいです。
総重量は500mlペットボトルより軽い440g。
目安下限は11℃ですが軽いので、寒い時の重ね着用にいつも持ってきています。
↑こちらは中国のアウトドアメーカー、ネイチャーハイク様の製品。
ポケットが一切ありませんが、寝る時用なので割り切って使っています。
↑あくまでテント内用。
足先があたたまると、とても快適です。
↑頭、顔、首をあたためてくれます。
私の頭のサイズより大きめで、完全に不審者に見えます。
自分の尊厳のために寝る時にしか使いません。
今回は、使っているうちに暑くなり、外しました。
これらダウンで頭から爪先まで覆うと、見た目を犠牲にあたたかさが手に入ります。
不審者というか、黒いビバンダムくんみたいになります。
あと、リストにないですが、夏用のマットを使いました。さすがに底冷えしました。
やはり冬キャンプの眠りはマットと寝袋の組み合わせが大切です。
冬用のR値高いマット買おうかなあ……。
私はバイクはコミネマン。防寒焚火はワークマンの綿。
寝る時はブラックビバンダムくんみたいになります。
河原サイト
ペグが刺さりづらい&抜けやすい
25cmチタンペグはなんとか刺さりましたが、角度や場所によってはなかなか刺さらなかったり、すぐ抜けます。
16cmのピンペグは歯が立ちませんでした。
↑チタンペグは、軽く、硬く、錆びず、とても優秀です。
ですが、高価です。
中国のもので探すと、20cm〜25cmの3本999円くらいで買えますが、価格変動が大きいです。
↑チタンペグ16.8cm。
ソロテント等、小さなものを固定するなら更にコンパクトなこちらも便利です。
小さ過ぎて、さすがにタープなどには使えないと思います。
石だらけなので整地必須
寝床部分の石はできるだけ取り除きましょう。
快適な眠りは整地から。
夜は照明なし
ライトの持参を。
その分星空が綺麗です。
芝生サイト
今回利用しておりませんが、ざっと観察した範囲での注意点です。
芝生サイトは直火禁止です。
河原サイトは直火OKです。
個人的には片付けなどを考えて、河原でも焚火シートと焚火台を使いました。
車乗り入れ不可で、駐車場から荷物を運ぶ必要があります。
夜中のWi-Fi接続されない?(未確定情報)
管理人さんがチェックイン時にWi-Fiのパスワードを教えてくれました。
日中や夕飯時は割と使えていたのですが、夜中ふと目を覚ました時、Wi-Fiを拾えなくなっていました。
時間帯によってはつながらないのかもしれません。
炊事場はお湯が出ない
立派な蛇口がたくさんありますが、あくまでお水しか出ません。
お湯が湧いているのは河原です。
日頃自宅の快適なお湯に慣れているぬくぬく暮らしのわたしには、冬の冷たいお水は強烈です。
川から湧く温泉と仙人風呂
管理人さん推奨の仙人風呂利用方法
- お風呂の準備を整える
- 車で仙人風呂無料駐車場まで行く
- 仙人風呂を楽しむ
- 湯冷めに気をつけながら公衆浴場に徒歩で行く
- 公衆浴場で身体を洗う等
仙人風呂は石鹸持ち込み不可です。
身体を洗うには公衆浴場が最寄りで料金も安くおすすめだそうです。
また、仙人風呂の駐車場は無料ですが、公衆浴場の駐車場は有料です。
距離も大差ないので、車は仙人風呂の駐車場に止めたまま、仙人風呂から公衆浴場にそのまま行くのが色々便利、ということでした。
ただし、公衆浴場の最終利用時間が19:30入場で、仙人風呂よりも早く閉まりますのでご注意を!
なお、公衆浴場は石鹸など持ち込み可ですが、買うこともできます。
↓公衆浴場料金表や買えるもの
そして、公衆浴場は100円(返却される)コインロッカーがあります。
これら情報を加味して私が準備したものは、以下のとおりです。
これで特に困らず快適に利用できました。
仙人風呂は要するに温かい河原なので、荷物はひとまとめにリュックなどに入れると便利かもしれません。
ご参考まで。
なお、ドライヤーは公衆浴場に備え付けられておりました。
仙人風呂のルール
新型コロナウイルス対策の新ルール(感染状況により変動あり)
- 更衣室閉鎖(平常時は有り)
- 開場時間の短縮:朝7時〜夜9時(平時は朝6時30分〜夜10時)
- 入浴中の十分な距離
- 大声での会話を控える
- 混雑時は時間をずらす
- 移動時のマスク着用
- こまめな手洗い・消毒
- 体調がすぐれない時の入浴禁止
これらを守り、安全に楽しく仙人風呂を楽しみましょう。
ながてぃ家の徒然なるままに
ここから先は、我が家の冬キャンプ旅程です。
いわゆる自己満足コーナーです。
もし旅の参考になれば幸いです。
キャンプ場到着前
道の駅 奥熊野古道ほんぐう にて買い出し。
キャンプ場からも車でそこそこ近いです。車で15分くらい。
キャンプ場の売店がそこまで充実していないので、こちらで地元の品を買い出します。
キャンプ場にて
まずはチェックイン。
周囲の情報を教えてもらいました。
例の仙人風呂から公衆浴場の流れもここで教わりました。
丁寧な管理人さんです。
昼食
お昼頃に到着しましたので、まずはお昼ご飯です。
ガスバーナーが壊れたので、自宅のガスコンロを持参しました。
食後のコーヒーも忘れずに。
↓おすすめのコーヒーミル
設営
続いて設営。
河原サイトは車を横付けできて便利。
河原サイトはペグが刺さりづらく抜けやすい。
芝生サイトは楽そうでしたが、駐車場から荷物を運ぶルールなので、今回はやめました。
どうしても無理なところは岩を使ってロープ固定をしました。
そして小石だらけで、寝床作りのための石撤去に一汗かきました。
↓使用テントのご紹介は、こちらの記事↓
寝床
周囲の散策
設備などをチェック。
仙人風呂
キャンプ場を出て車で左折。
少し行くと見えて参りました。
川に湯気がのぼっています。
公衆浴場
上がったらすぐに歩いて公衆浴場へ。
管理人さん情報では、公衆浴場駐車場は有料ですが、仙人風呂の無料駐車場にとめたまま公衆浴場へ徒歩で向かっていいそうです。
公衆浴場の方が早く閉まるのでご注意を。
再びキャンプ場
夕ご飯と焚き火
実家の畑で採れたお野菜をクリームシチューにします。
↓最近実家でもらったお野菜など
が、待ちきれないのでハンバーグから。
就寝と電源
記事前半の装備で黒いビバンダムくんみたいな格好になりながらおやすみなさい。
パソコンやスマホ、ヘッドライトなどの充電はポータブル電源を使いました。
↑こちらは、Amazonプライムセールやブラックフライデーセールなどで値下げされることが多いです。
2日目
朝食
昨夜のクリームシチューを車で一晩寝かせて、翌朝は生パスタとチーズをまぜまぜ。
バジルを仕上げにトッピングしました。
食べ物は野生動物に荒らされるので、外に残さないように気をつけます。
朝の河原
霧がでていて幻想的。
デザートは焼き芋。濡らした紙に包み、アルミホイルを巻いて、焚火に放り込んで45分。
撤営とチェックアウト
お片付けと、ゴミ拾い。
チェックアウトは正午です。
チェックイン開始が8時から始まっているので、続々と本日の利用者さん達が入場されてきました。
炭や灰は確実に消火したあと、ゴミ袋にまとめて燃えるゴミへ。
世界遺産熊野古道 熊野本宮大社観光
車を少し走らせると辿り着けます。
中は撮影禁止でしたので、周辺を。
いつか熊野古道の参拝もしてみたいものです。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
このブログが、あなたがあなたらしくいきるための土台作りの、何かのヒントになれば幸いです。
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