こんにちは
ボールペンは、お好きですか?
私は好きです。
近年、勉強も仕事もノートもメモも、ipadとgoodnotes5、ペンの組み合わせをしょっちゅう使うようになったので、紙とペンを使うことが少なくなりました。
しかし、たまに使うからこそ、ボールペンはお気に入りのものを使いたいものです。
私は字が汚く、無駄な力が入りやすく、すぐ手書きが嫌になります。
持ちやすい、書きやすいと感じるペンを探していると、
- ペン本体は持ちづらいけど、このメーカーのインクがとても良い
- インクが好みじゃないけれど、このペンはすごく扱いやすい
などなど、「こちらをたてればあちらがたたず」のようなやきもき状態に陥りやすく感じます。
こうした私の悩みを解決してくれたのが、
「4C規格」の替え芯(リフィル)
です。
4C規格とは
通常、ペンと替え芯のサイズはメーカーごとに異なるため、メーカー間の互換性はありません。
4C規格というのは、一部メーカーを除き、各社統一の替え芯サイズの規格のようです。
4C規格のペンと替え芯(リフィル)によって、好きなペンとインクを、メーカーの枠を超えて自分好みのペンがカスタマイズできる!
ということです。
例えば、LAMY2000というペンと、三菱ジェットストリームのインクを組み合わせることもできちゃいます。
ちょっと脱線:スタイルフィットシリーズ
また、三菱鉛筆様が出しているスタイルフィットシリーズのインクも、4C規格とコンセプトが近いと思います。
こちらと4C規格の違いは、
4C:メーカーの枠を超えた組み合わせが楽しめる
スタイルフィット:三菱鉛筆様が出しているシリーズ内でペンとインクを組み合わせられる
です。
ただ、私は以前、パイロット様の「ドクターグリップ4+1」に、スタイルフィットのジェットストリームインクを試しに入れてみたら入りました。
ドクターグリップの持ちやすさと、ジェットストリームのインクの良さが組み合わさったわけですね。
私のペン×インク変遷
ジェットストリーム4&1とジェットストリームインク
ジェットストリーム4&1に、特にカスタマイズなしでそのままジェットストリームインク。
書き味やもち心地は割と満足していました。
ただ、シャーペン使用時、ノック部分と手が干渉し、書いている途中でペンが引っ込むという点が唯一にしてどうしても妥協できない不満。
なんだかんだ、消せるメモや鉛筆の書き心地や見た目が好きなのもあって、シャーペン機能は必須。
ちなみにシャーペンはHi-uni 0.5mmのBを使っています。
濃さと太さと書きやすさが私好みです。
普段からペンを持ち歩いていると、たまにシャー芯が折れてますが…。
ドクターグリップ4+1とジェットストリームインク
ドクターグリップ4+1と、スタイルフィットシリーズのジェットストリームインクの組み合わせです。
ジェットストリームインクは大好きなので、持ちやすいドクターグリップにジェットストリームが入らないか検討した結果のスタイルです。
前述のこちらで紹介したくみあわせです。
持ちやすく、書きやすく、疲れづらいドクターグリップの本体に、なめらかなジェットストリームインクが入り、とにかくお気に入りでした。
私はちょうど、資格試験に向けた勉強中で、このペンとインクの組み合わせのおかげで、かなり長時間の書き込みを続けても身体が疲れづらく、試験を乗り切れました。
一生この子と添い遂げるつもりでいるくらい愛しています。
ただ、あまりにも長時間使い続けたせいか、ドクターグリップのグリップ部分のぷにぷにしたパーツが、ヘタってしまいました。
シリコンラバーというようです。
私は後述の出来事で、このペンを使う頻度が減ったのでシリコンラバーの交換は行っていませんが、50円ほどで購入できるようです。(他の方のブログ等巡回結果)
ググっても通販はみつけられなかったので、最寄りの文房具店か、パイロット様に問い合わせしてみると手に入るかもしれません。
おまけ ドクターグリップをメインではなくした理由
ここはただの自分語りですので、飛ばして次の項に進んでいただいて支障ありません。
もしご興味いただけるのでしたら、お目汚しではございますがご覧ください。
ドクターグリップ使用時は、私の資格試験対策全盛期でした。
おまけに仕事でもガンガン使い、とにかく風呂と寝るとき以外、いつも携帯していました。
そのせいか、ある日、シャーペンのバネみたいなパーツやら、細かいパーツがどこかへ行ってしまいました。
シャーペン機能必須の私にとっては致命的なできごとでした。
そしてこんな細かなパーツは、パーツのみで購入や修理は対応しておらず、新品を買うのが一番手っ取り早い状況でした。
しかし、私にとって、このドクターグリップは一般名ドクターグリップではなく固有名詞ドクターグリップになってしまいました。
長年の相棒であるこのペンそのものに愛着がわいているのです。
同じ名前の別個体は買いたくない。
そこで、彼には自宅でのペン書き専門となってもらいました。
ただ、そうすると日ごろ持ち歩くペンがありません。
そこで、持ち出すための新たなペンとの出会いのため、色々とペンを見て回りました。
現在使っているのは、次項のステッドラー様 アバンギャルドです。
ステッドラー アバンギャルドとパイロット アクロインキ
今使っているのがこの組み合わせです。
アバンギャルドはスリムな見た目ですが、書くときに持つ箇所が膨らんでおり、それによってとても持ちやすいです。
また、振り子式という使うインク切り替えシステムがかっこいいです。
使いたい色名が書かれている部分を自分に向け、ノックすると、その色が出てくれます。
どうも、ペンの中におもりが入っていて、ペンの向きによって出てくる色が変わるようです。
ですので、色ごとにノックが分かれているペンと比べて、見た目も素敵です。
ただ、振り子式を知らない方に貸すと、ペンの出し方がわからずきょとんとした顔をされます。
どや顔で教えてあげましょう。
そういう意味では、とっさに貸し出す時には不便なペンかもしれません。
加えて、純正のインクがとにかく書きづらい(主観)。
書き心地もやたらひっかかり、かすれたりすることもざらにあります(主観)。
そこで、4C規格のパイロット様 アクロインキを入れています。
私は、青と黒が時々見分けがつかないので、「黒、赤、緑、シャーペン」の組み合わせで使っています。
4C規格の恩恵でメーカーの枠を超えた組み合わせが実現しています。
そしてシャー芯はHi-uni 0.5mm Bを引き続き使っています。
私はペンを常に胸ポケットに入れて、寝るときと風呂に入る時以外ほぼ常に携帯しています。
ペンを落とすこともあります。
そうすると、使う前にシャー芯が折れてることがあります。
いくつかのメーカーのものを使ってみましたが、比較的このシャー芯が折れづらい気がします。
私のハードな使い方ではどのみち折れるんですが…。
書いた時のひっかかりと滑らかさのバランス、筆圧の弱い私でもしっかり発色してくれる感じが私好みです。
Hi-uniに惚れすぎて、鉛筆もハイユニを使ってます。
鉛筆だと、HBかBが好みです。
記事前半で紹介した例では、ジェットストリームインクの4C規格のものをお伝えしていますが、私はアクロインキを使っています。
なぜならば、ジェットストリームインクが私にとって高額すぎるからです。
アクロインキもジェットストリームも、私個人はどちらも同じくらい好きです。
同じくらい好きなので、より安い方を導入しています。
なお、アバンギャルドには、より軽くより細い、アバンギャルドライトという姉妹品も出ています。
こちらは、ペン2色とシャーペンです。
私は3色が欲しかったので選んでいませんが、例えば黒と赤の2色で十分といった方にはおすすめです。
まとめ
4C規格のペン本体とインクの組み合わせによって、メーカーの枠を超えた自分好みのペンが実現する、かも、しれません。
年々、アバンギャルドは塗装が剥げたり傷がついてきましたが、それもなんだか愛おしいです。
自宅のペン立てで我が家を見守る『私の』ドクターグリップさん。
現在、ぼろぼろになりながら私と一緒にいてくれるアバンギャルドさん。
愛しています。
落としたりパーツなくしたりしてごめんね。
いつもありがとう。
私は4C規格を知り、ペンの組み合わせの無限の可能性を感じました。
指紋が一人一人違うように、人に合うペンもそれぞれ。
今回紹介した組み合わせはあくまで私の一例です。
4C規格という夢の規格を橋渡しに、あなただけのペンとインクの組み合わせを見つけてみてはいかがでしょうか。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
このブログが、あなたがあなたらしくいきるための土台作りの、何かのヒントになれば幸いです。
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